詐欺的行為への注意喚起
今日は、注意喚起の記事です。
私の周りの複数の日本舞踊の師範、日本舞踊家から報告を受けていることから、重要性が高いと判断し、記事にて皆様にご連絡することといたしました。
詐欺的行為の報告を受けています
国内・海外のイベント出演を持ちかけ、交通費や航空券代などの経費を立替させ、その立替経費や報酬は理由をつけて一切払わない、という悪質な詐欺的行為の報告を受けています。
実在する有名な会場や、組織の名前を出し信用させる場合もあるようです。
複数の被害報告
複数の日本舞踊の師範、日本舞踊家から報告を受けています。(詐欺的行為を行う者、報告者の個人情報は伏せさせていただきます)
取り得る防御手段
そのような仕事を持ち掛けられた場合の防御手段を以下に挙げます。
本件でなくても、契約一般において注意すべき点ですので、ぜひご一読下さい。
⚫︎契約条件を書面にて確認し、覚書や契約書を締結すること。
⚫︎経費の立替払いを絶対にしないこと。
⚫︎怪しいと感じたら1人で判断せず、周りに相談すること。
口頭でも契約は成立しますが、契約書、発注書などの書面、またはメールなどで条件を明文化するのが商取引において一般的です。
周りに相談できる人がいない場合は、厚生労働省が契約トラブルに関する相談窓口を設けています。
例)フリーランストラブル110番(厚生労働省管轄・第二東京弁護士会運営事業) https://freelance110.jp など
また、少額でも手付金を請求することも、有効であると考えられます。
すでに話を持ち掛けられている場合
すでにこのような疑いのある話を持ちかけられている場合は、まず、「条件の確認(報酬、支払期限、仕事内容など)」「契約内容の明文化」「第三者への相談」を早急に行うことをお勧めします。