着付け教室選びの前に、日本舞踊教室という選択もあり【継続がポイント】

着付け教室選びの前に、日本舞踊教室という選択もあり【継続がポイント】

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「着付け教室」を探している人、ちょっと待ってください。本当に着物を着こなしたいなら、継続して着付けと所作が学べ、毎回そのまま着物でお出かけできる「日本舞踊教室」も選択肢に入れてみませんか?

突然で「は?なんで?」という感じかもしれません。順を追って説明しますね。こういう人はやっぱり着付け教室の方がいいですよ、というパターンも紹介しています。

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なぜ着付け教室に通うのか

  • 着物ってかっこいい!着られるようになりたい!
  • 着物を気軽に着て観劇とか、お食事とか、友達の結婚式に出られたりしたらいいなあ
  • 着物の所作って美しくて憧れるよね
  • 和の文化が好きだから着物もマスターしたい!

「着付け教室」に通う目的はズバリ着物が着付けられるようになること。でもその先には、このような「着物を着てやってみたいこと」がみなさんにあると思います。あなたの「やってみたいこと」はなんですか?

継続して着物を着るチャンス・習慣が重要

そのためには教室が終わっても「着物を着る習慣」がないと続きませんし、「でかけるチャンス」も必要です。

一方で着物を着るのは慣れるまで、正直おっくう。そうこうしているうちに、もし着付け方を忘れてしまったら?またお金を出して通いますか?せっかく貴重な時間を使って、お金を払って着付けを習い、着物まで買ったのに…?

そう、着物を本当に着こなし、楽しむためには、着付け教室が終わっても、継続的に着物を着る習慣やチャンスが必要なんです。

着付け・着物を着る習慣・美しい所作がトリプルで手に入る日本舞踊教室はいかがですか?

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日本舞踊教室とはどんなところ?

ここから「日本舞踊教室」のお話です。日本舞踊は着物を着て、三味線や笛といった邦楽に合わせて踊る、江戸時代から続く伝統的な舞踊です。長く「子女の嗜み」としてマナーや美しい立ち振る舞いを身につける習い事としても人気でした。

日本舞踊はお金持ちがやるイメージがあります。高額な舞台に毎年出演するような教室もありますが、最近は他の習い事との競争もありますし、日本舞踊の世界も多様化しているので、例えば英会話レッスンに通うのよりもお手頃な月謝で週末通える教室もたくさんあります。

毎週着物でお稽古。所作を磨き、そのあとそのままお出かけできる

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日本舞踊のお稽古は着物や浴衣で行います。当然毎週着付けられるわけですから、着物を一人で着られるようになります。着付けを教わるのにお稽古の月謝以外に特別な料金は必要ありません。

舞踊ですから、曲に合わせて振りの表現を覚えます。踊りを通じて、美しい所作を学べます。

そして、お稽古が終わったら、そのまま着物でお出かけはいかがですか?わざわざ家で一人で大変な思いをしなくても、プロであるお師匠さんに着付けを見てもらえて、毎週着物の所作を学びながら、お出かけのチャンスもゲットできます。

着付け教室より日本舞踊教室のほうがいいかも?4つの目的別に解説します

着付け教室へ通いたい、代表的な理由を4つ取り上げました。当てはまるものがあれば、ひょっとしたら着付け教室に通うよりも日本舞踊教室のほうが良いかもしれませんよ。

着物を一人で着られるようになりたい

女性は特に、着物を着るための備品や手順が多く、美しく着こなすためには誰かに習うのが正直早いです。昔の人もはじめは家族に着付けを教えてもらってたはずです。

着付け教室でも日本舞踊教室でも着付けは学べます。この点は同じです。違うのは、継続的に着物を着る習慣につながるかどうかです。

着付け教室は、ワンクールが終わればそこまで。あとは自分次第です。そして、めんどくさくて着付けを忘れる人が多いのがまぎれもない現実日本舞踊教室は継続的に通うので、めんどくさくても強制的に着付けをします。着物を着たことがない人でも、1ヶ月から3ヶ月で一人で着られるようになるようです。もちろん日本舞踊教室のお師匠さんが踊りの月謝の中で教えてくれます。

着物を着こなしたい

これは、「着ることに慣れる」ことと、「コーディネートを楽しむ」という意味があると思います。

着ることに慣れる

「着ることに慣れる」ためには、まず「着る回数を増やすこと」そして、「自然な動き方を身につけること」。

着る回数を増やすには「習慣化する」

回数を増やすためには習慣化することが一番ですが、着付け教室は自分の努力に委ねられます。日本舞踊教室は定期的に稽古に通うので、着物を着ることを完全に習慣化できます。着付けを忘れても、師匠に教えてもらえるので人により時間差はあるでしょうが、確実に着付けをマスターできます。

継続して着物での動き方を学ぶのに踊りは適している

日本舞踊は着物で踊る舞踊です。着物でどう動けば美しく見えるか、その動作、所作を追究し続けているのが日本舞踊とも言えます。基本的なところでは「歩き方」「お辞儀の仕方」「立ち方」「座り方」など、何気ない動作にも、どうすれば綺麗に見えるかというノウハウが詰まっています。着付け教室ではなかなかこれらが身につくまで教わることは難しいでしょう。

 着物のコーディネート

コーディネートは着付け教室でもいろいろアドバイスが聞けます。着物屋さんとタイアップしている着付け教室も多いですよね。そこで信頼できる着物のプロに聞けるのはメリットです。一方で、通っている期間しか話が聞けない、高い着物を勧められて困った、なんていう声もゼロではありません(高い着物を勧める=必ずしも良くない着付け教室ではありません。念のため)。

日本舞踊教室では、お師匠さんは当然着物に詳しい人が多いですし、教室の仲間も着物好きは多いですから、安いものから高いものまで、いろんな着物のコーディネートを聞くことができます。着物屋さんがスポンサー、ということもありませんので、完全に消費者目線での着物の選び方が聞けます。

着物で出かけたい

着物を着て、ちょっといいお店に食事に行きたい。着物で和のスイーツを食べに行きたい。浴衣で花火に行ってインスタにアップしたい。着物を着て、出かけるのはセットのようなものです。

当然、着物を着なければなりませんが、着付けが大変です。うろ覚えのときは本やYouTubeで着付け方を見ながら右往左往…出かけたい時間がどんどん迫ってきて…あーもうやだ!こんな思いはしたくないですよね。

日本舞踊教室へ通えばお稽古の時に着付けを教えてもらえます。お稽古が終わったらそのままお出かけも当然OKです。お師匠さんに着崩れないか、ちゃんと着付けられているか!しっかりチェックして、遊びに行っちゃいましょう!

美しい所作を身に付けたい

時代劇や映画で綺麗な女優さんが着物でお芝居をしている。女優さんや着物の美しさに加えて、その美しい所作にも惹かれます。

着物を初めて着た人は、思った以上に動きづらさを感じることでしょう。洋服とは構造が違うので、着物で不自由なく動く、美しい所作をするには、「コツ」がいります。そしてこれも、一回か二回ではなかなか身につかないものです。日本舞踊は着物での所作の美しさを追究した舞踊とも言えます。日本舞踊を学ぶことで着物での無理のない、綺麗な動きを身につけられます。

日本の文化に触れたい

和のものが好きで、着物に興味を持つ方もいますよね。和菓子、和食など食文化や歌舞伎、能・狂言、日本舞踊といった伝統芸能、神社仏閣や伝統ある建築物、筝や笛、三味線などの邦楽茶道や華道、お祭りなどなど…

日本舞踊は日本の音楽、舞踊芸術の集大成です。江戸時代に歌舞伎の振付師さんが町の人々に踊りを教え始めたところから日本舞踊の歴史が始まっています。歌舞伎は、民族舞踊、能、狂言、浄瑠璃など当時の様々な舞踊を取り入れています。音楽も同様です。まさに江戸時代の総合計術でした。つまり日本舞踊も様々な和の文化要素が含まれており、日本舞踊から邦楽、日本舞踊から能・狂言、日本舞踊から古典文学作品、など、学びを深めるためのきっかけがたくさんあります。

こういう人は日本舞踊教室じゃなくて、着付け教室とかほかの習い事がいいかも

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日本舞踊が着付けを身に着ける、また、そのあとも着物を楽しむために適している4つの理由を紹介しました。しかし、なんでも日本舞踊が優れているかというとそんなこともありません。こういう人は日本舞踊教室ではなく着付け教室やほかの選択肢もある、というパターンも紹介します。

踊りに興味がないし着付けだけを覚えたい

日本舞踊教室は着付け教室ではありません。あくまで日本舞踊に興味があり、踊りが好きな人が通うところです。踊りや体を動かすことに興味があれば楽しいでしょうが、そうでなければいく意味はないでしょう。純粋に着付けだけを習いたい人には着付け教室に行ったほうがいいですね。

着物を着るほかの習い事を探してみる

「着物を着る習慣」という意味ではやはり着付け教室が終わってしまうとなくなってしまいます。ということで、着物を着るほかの習い事を探すのも良いのではないでしょうか。例えば「茶道」。着物を着ますし、お茶もお菓子も楽しめて一石二鳥。着物で出かける仲間を探して定期的に着物で遊ぶのもよいでしょう。

ポイントはやはり継続です。着付けを身に着けるにはある程度数をこなさないと難しいです。そして着物にまつわる知識やお買い得情報なども、まだまだWEB上には少なく、着物好きの仲間たちの間で仕入れるのが吉です。ぜひ継続して着物を着る機会を見つけてください。

結論:着付けを身に着けたくて体を動かすのが好きなら日本舞踊教室は大いにあり

着付けを習うだけではなく、しっかり身に着けたいなら、継続して着物を着る習慣が重要です。日本舞踊は継続して着物を着る機会を得られ、所作も身につきます。着物好きの仲間もできます。着付けを習いたい人は、一度検討してみる価値はあると思います。

日本舞踊教室はどうやって選ぶ?

まずは体験レッスンに行くのが良いです。指導者や教室との相性もあります。費用なども気になると思うので、体験レッスンのときにしっかり確認することも重要です。

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