端唄「夕暮れ」歌詞と解説

端唄「夕暮れ」歌詞と解説

日本舞踊で人気の端唄「夕暮れ」の歌詞と解説です。

広重の「よし原日本堤」。隅田川に掘られた山谷掘にかかる日本堤を吉原へ向かう人々が描かれています。月には雁。夕暮れ時の風景です。

端唄「夕暮れ」解説

芸者さんが夕暮れの隅田川を眺めている情景を描いた端唄です。隅田川で芸者といえば、「柳橋芸者」、「向島芸者」が思い浮かびます。

柳橋は現在の台東区柳橋(最寄駅は総武線浅草橋)、向島は墨田区向島です。歌詞に出てくる待乳山(まつちやま)は待乳山聖天のことで、正式には本龍院といい、浅草寺の支院のひとつ。

「柳橋」「向島」「待乳山」の位置関係を示した地図がこちら。

西に沈む夕日と隅田川、浅草・待乳山を一つの景色におさめるなら、向島の方がしっくりきそうです。

端唄「夕暮れ」の歌詞

夕暮に 眺め見渡す 隅田川 月に風情を 待乳山(まつちやま)

帆上げた船が 見ゆるぞえ アレ 鳥が鳴く 鳥の名も

都に名所があるわいな

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