日本舞踊教室ができる感染症予防法まとめ【コロナに負けるな】

日本舞踊教室ができる感染症予防法まとめ【コロナに負けるな】

日本舞踊教室ができる、感染症予防法についてまとめました。
新型コロナウィルス対策を念頭に置き、教室ができる感染症対策を具体的に紹介します。
各章には、参考にした公的機関や専門機関、メディアのURLも掲載していますので、さらに詳しい情報、最新の情報を知りたい方はそちらもご確認ください。

新型コロナウィルスの現在の状況

全世界で猛威を振るっている新型コロナウィルス。
日本でも、感染拡大を防ぐため、2020年4月7日に緊急事態宣言が特定都道府県に出されましたが、同16日に全国に拡大され、5月4日には、5月末までの延長と発表されました。状況次第では、期限を待たずに解除の可能性もあるとされていますが、いまだ完全収束のめどはたっていません。

段階的な解除に向けて

一方で、感染の抑え込みに成果が上がっているとされる台湾や韓国、ベトナムなどでは、外出緩和、正常化に向けた議論が進んでいます。

日本でも大阪府が独自に段階解除の指針を示すなど、賛否ありますが、新型コロナウィルス収束に伴い、緊急事態宣言や、外出自粛要請が段階的に解除されていくことは間違いありません(2020/5/6現在)。

「ウィズコロナ」「新しい生活様式」・・・なにをすればいい?

これからは「ウィズコロナ」の時代だと言われます。コロナの特効薬が開発されていない今、コロナありきで生活する、共存していくことが求められる、というのです。また、専門家会議からも「新しい生活様式」が提唱され、引き続き、「3密(密集・密接・密閉)を避ける」「手洗い・マスク着用徹底」などが求められています。
日本舞踊教室も、当面は、できる範囲での感染症対策を継続しながらの運営が求められると考えられます。

日本舞踊教室でできる感染症対策

健康チェック、検温

すぐに出来て、感染症対策の基本になるのが、健康チェックです。前日と比べて体調はどうか、体温を測って熱はないか、など、できれば記録をつけておくのが良いと思います。万が一、感染症にかかっていた時に、いつから体調に変化があったか、誰と会ったかなどを振り返ることができるからです。

また生徒さんの検温も行えるとさらにベターです。その場で測ることに抵抗があれば、事前に体温を測ってもらい、37.5度以上の熱がある人にはお休み・振替してもらうなど、指針を出しておくことも有効かもしれません。
新型コロナウィルス感染を疑う目安として、「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合」が周知されています。なお、文部科学省は学校再開ガイドラインで学校側、生徒側両方へ毎日の検温実施を盛り込んでいます。

*2020年5月6日時点で、目安について以下のように変更が検討されています。

「息苦しさや強いだるさ、高熱のいずれかがある」「高齢者や基礎疾患がある人で、発熱やせきなどの比較的軽い風邪症状がある」「比較的軽い風邪が4日以上続く」の3項目を定め、一つでも該当すればすぐに相談するよう呼び掛ける方向で調整-感染相談、目安見直しへ 「37.5度以上」削除検討―新型コロナ・厚労省(時事ドットコム)

学校再開ガイドライン(文部科学省)

新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について(厚生労働省)

手洗いの徹底

教室へ入る前の手洗い、うがいを徹底しましょう。生徒さんの協力も欠かせません。感染症は、くしゃみやせきによる、飛沫感染が知られています。このほか、ウィルスのついた飛沫がモノにつくことにより、それを触った手で目や鼻を触ることで感染してしまうことがあります。手洗いはせっけんを使い、30秒以上が目安です。
小さなお子様へは、わかりやすいイラストを用意して洗面所に貼っておくことなども効果的でしょう。

手洗いイラスト例

KINGPRINTER

リスク対策.com

熊本県くまモンオフィシャルページ

こまめな換気

「密閉」を避けるために、こまめな換気をしましょう。できれば、部屋の中を空気が通り抜けられるように、常に2面以上の窓・ドアを開けておく、難しい場合は、空気が外と入れ替わるように、扇風機や送風機を使うなど、換気が充分に行われるようにしましょう。

加湿もできるとなおよし

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保てるとよりベターです。

消毒

消毒用アルコール、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸水、界面活性剤(台所洗剤など)などによる消毒の効果が知られています。
モノを介しての感染リスクを避けるため、ドアノブ、トイレなど接触が多い場所はこまめに消毒を行うのがよいでしょう。

マスク着用

マスクの効果についてはいろいろな研究がありますが、現時点で出ている議論を簡単にまとめると、「自分の感染を防ぐ効果は小さいが、もし自分が感染していた場合、人に感染させてしまうリスクは下げられる」と言えると思います。
新型コロナウィルスは感染力が強く、また感染しても無症状の方も多いのが特徴です。感染していることに気付かず、誰かにうつしてしまう、そういう怖さがあるわけです。マスクを着用することは、そういう、知らずに人に感染させてしまうリスクを下げる効果があります。
使用したマスクにはウィルスが付着している可能性がありますので、使用後は袋に入れて捨てる、洗えるアスクは必ず洗剤で洗う、マスクを扱ったあとは手を洗う、など忘れないようにしましょう。

新型コロナウイルス感染症対策をしていることを知らせる

正しい感染症対策、取り組みについて知ってもらうことも大事

感染症対策を決めたら、教室の人たちにアナウンスします。感染症対策は、みんなの協力なくしては実現できません。「みんなの健康と安全を守るため、こういうことを行います」ということをよく知ってもらうことが大切だと考えます。
また、教室再開後のことになりますが、新規の見学や体験のお問い合わせの方についても、感染症対策を気にされている方が多いと思います。HPに教室の取り組みを掲載したり、質問があったときに対策についてわかりやすく回答できるようにしておけば、安心して体験や見学に来ていただけるのではないでしょうか。

参考例として、大手コーヒーショップのスターバックスは、セミナー中止、使い捨て食器の使用、持参したタンブラーへの提供中止など新型コロナウィルス対策の内容をHPで公開しています。

そのほか新型コロナウィルス関連で、日本舞踊教室ができること

オンラインレッスンやビデオレッスンなどと組み合わせる

緊急事態宣言が終了しても、重篤化リスクの高い高齢者・持病持ちの人は、引き続き外出を控えたほうがいいのではないか?とか、収束しても、再びまん延の第二波、第三波が来るのでは?など、当面、予断を許さない状況であることに変わりはありません。

それに対して、外出できなくてもお稽古ができる環境づくりに取り組んでおくことが備えになると思います。オンラインレッスンはツールの使い方に慣れたり、PCなどを使い慣れていない人は環境設定に時間がかかることもあるので、いきなり全員に対してスタートするのではなく、小さくテストから始めることをお勧めします。

オンラインレッスンを始めたい人向けの記事

オンラインレッスンを始める時に必要なものをまとめました。

はじめてのオンラインレッスンに最低限必要なもの【PCが苦手でもOK】

また、ZOOMを使ってみたいという方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。

ZOOMの始め方・使い方を解説!オンラインレッスンを始めたい日本舞踊教室へ

各種、助成金、支払い猶予など申請・活用する

感染症対策とは別にして、教室経営への影響がある場合は、新型コロナウィルスに関連する多くの融資、助成金、給付金が利用できます。改めて支給できるものがないかチェックしてみてはいかがでしょうか。代表的なものを掲載します。申請や条件については各機関に確認してください。

雇用調整助成金(厚生労働省)・・・従業員がいる場合。雇用保険加入、売上条件等あり

持続化給付金(経済産業省)・・・フリーランス、個人事業主ももらえる返済不要の給付金

生活福祉資金貸付制度(厚生労働省)・・・休業等が理由の資金難に融資を受けられる制度

納税の猶予制度(国税庁)・・・納税の猶予(延滞税なし)が認められています

新型コロナで支払い猶予 税・スマホ・公共料金など(日本経済新聞)

こんなときは どんな支援が?(NHK)・・・助成金や支援についてのまとめ

誰も体験したことがないこと。知恵を出して乗り切ろう

コロナ禍は、これまで誰も体験したことがないことです。こうすればよい、という正解はありません。だからこそ、みんなで知恵を出し合って、この大変な時期を乗り切っていきましょう!

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