日本舞踊教室を選ぶとき、流派の有名さ・大きさに惑わされてはいけない【本当に大切なこと】

日本舞踊教室を選ぶとき、流派の有名さ・大きさに惑わされてはいけない【本当に大切なこと】

日本舞踊教室を選ぶとき、流派は気にしなくていい

日本舞踊教室を探しているけど、いろんな流派があるみたい。やっぱり有名なところ、大きなに通った方がいいのかな・・・

日本舞踊につきものなのが、「〇〇流」という「流派」です。

教室選びの時にも、何流がいいんだろう?とか、有名な流派にしたほうがいいのかな、大きな流派の方が安心?など迷われる方も多いと思います。しかし、

流派は気にしなくていい。

これは、五大流派の方、大きくない流派の方、自ら独立して流派を立てられた方など、何人もの先生方と交流させていただいて得た、私の結論です。

流派より優先すべきことって?

理由は、師匠との相性とか、教室の居心地のよさとか、長く続けられる料金であるとか、他のことを優先したほうがいいと思うからです。

決して大きな流派・有名な流派を否定しているわけではなく、本当に大切な、あなたの優先順位をクリアにして、迷わないようにしよう、ということです。

教室選びの時に、大切にしたほうがいいと思うポイントが全部で8つあります。私が大事だと思う順に紹介します。

日本舞踊教室選び8つのポイント

✓初心者はまず「長く続けられること」を意識する

✓師匠、門下生の方との相性

✓稽古のスタイル(マンツーマンorグループ)

✓稽古への通いやすさ(アクセス)

✓稽古への通いやすさ(予定の入れやすさ)

✓費用(初期費用+月謝+季節の挨拶)

✓舞台への出演(費用+頻度、強制か任意か)

✓流派

8つのポイントについて詳しくはこちら
【完全版】日本舞踊初心者のための教室探し8つのポイント【社会人対応】

実は私は、流派は一番最後でいい、と思っています。

大きくて有名な流派になんとなく魅力を感じる気持ちもよくわかりますが、実際は所属する流派の違いよりも、先生との相性、教室との相性などの方があなたの日本舞踊ライフへの影響は大きいです。

もう少し深堀りして、日本舞踊教室に通う目的から考えてみましょう。

あなたが日本舞踊に通う目的はなんですか?

教室を選ぶときに大事にしなければならないのは、あなたが日本舞踊を習ってどうなりたいのか、という「日本舞踊を習う目的」ですよねその実現を手助けしてくれるのが、日本舞踊教室の先生です。

✓週末の時間を有意義に楽しく過ごしたい

✓着物でかっこよく踊りたい

✓ステキな女性になりたい

✓和の伝統の世界に浸りたい

✓子供に礼儀やマナーを身に着けさせたい

目的はいろいろあると思いますが、こういう目的のほとんどって、ぶっちゃけ、どの流派の教室であっても叶いそうじゃないですか?流派の大きさに関わらず。

踊りのうまさ、教え方の上手さに流派の大きさは関係ない!

いやいや、でも、大きな流派の先生の方が、踊りや、教えるのが上手なんじゃないの?

と思う人もいますよね。実はそうとも限らないんです。

先生の踊りや教えるスキルは同じ流派の中でもバラつきがあります。有名予備校でも、講師の先生によってスキルは違いますよね。上手だからこそ、力があるからこそ、独立して自分で流派を作る人もいます。

大切なのは、あなたが楽しく日本舞踊を習えるかどうか

さらに重要な、「あなたと先生の相性」は、もっと流派に関係ないですよね。

私は、上達することも重要ですが、先生との相性もとても大事だと思います。この先生なんか合わないんだよな、と思いながら習っていても、上達しませんし、何より楽しくないはずです。趣味で楽しむために日本舞踊をやるわけですから、相性のいい先生に教わりたいですよね。厳しい先生、優しい先生、若い先生、親しみやすい先生、貫禄のある先生、いろんな先生がいます。

そんな中、あなたと相性の良い先生との出会いは、流派を超えて「一期一会」です。

じゃあ、流派は全然考えなくてもいいの?

一方で、流派を気にしたほうがいいパターンにはこういう場合があります。

✓その流派にこだわりがある

✓大きな組織に所属することに価値を感じる

✓大舞台の経験をたくさん得たい

✓多様な人材の層の中で成長する機会が欲しい

1,2番目は説明がなくてもわかると思うので、3,4番目について少し補足します。

小さな流派で実現が難しいことの一つは、大きな舞台経験(舞台装置、衣装かつら付きのような)のチャンスが比較的少ないということです。大きな舞台公演は人数と資金が必要です。大きな流派や教室では人と資金を集められるので、大きな舞台に立てるチャンスも巡ってきやすいでしょう。

とはいえ、小さな教室でも定期的に大きな舞台を開催するところもありますし、地域の舞踊協会主催で、個人レベルで参加できる公演がある場合もあります。

4番目は本格的に成長を目指す人向けです。巨大流派の最大の魅力の一つは人材の層の厚さです。一般的に流派を超えて先生に師事をすることは禁止されていることが多いので、人材の層が厚い流派であれば、同じ流派内で先生を紹介してもらえば、指導を受けたい複数の先生に師事することが可能です。

まとめ

まとめですが、趣味で日本舞踊を習おうとしている人へのアドバイスとしては以下になります。

✓自分が日本舞踊を習いたい目的を考える

✓そこに関係なかったら、流派にはこだわらなくていい

✓それより先生や教室との相性が大事

私自身、教室を決めたときは流派について何も知らず、素直にいいな、と思ったから入門を決めました。いろいろと知ってしまった後だと、有名な流派とかに惹かれていたかもしれません。すなおに決めたからこそ、今の師匠と出会うことができ、今の自分があると思っています。

じゃあ、その相性はどう確認すればいいの?ということになりますが、体験レッスンや見学に行くのがいいと思います。直接、教室の雰囲気を見て、先生を話してみるのが相性確認には一番いいですね。

日本舞踊教室は敷居が高くて、問い合わせるのもちょっと勇気がいるかもしれませんが、私が取材した先生方はみなさん気さくで、お弟子さん思いの方ばかりでした。まずはお話ししに行くくらいの気持ちで、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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