日本舞踊熟練者と未習熟者の違いとは?〜第1回 日本舞踊カラダづくりプロジェクト〜【トレーニング】
ただいま、公開中です!
第1回 日本舞踊熟練者と未習熟者の違いとは?
第2回 日本舞踊に効果的なスクワット
第3回 バランス感覚を養うには?
ついに始まりました。
日本舞踊カラダづくりプロジェクト。2019年3月23日(土)第1回目を行いました!
トレーニングのプログラム化には、松本流師範の松本幸万里さん、パーソナルトレーナーの吉野雅裕さんにご協力いただきます。
松本幸万里さんは3歳から日本舞踊を始め、中学生の時に七代目松本幸四郎氏より名取を授かりました。現在は東京墨田区両国にて松本流師範として「松本幸万里日本舞踊教室」を運営。
約20名の門下生を教えています。
パーソナルトレーナーの吉野雅裕さんは、芸能タレント、アマ、セミプロスポーツ選手を中心に様々な方々のトレーニング、コンディショニングのお手伝いをされているプロトレーナーの方です。ご自身も空手、カポエラ、バスケットボールなどさまざまなジャンルのスポーツをされており、各種指導で日本中を飛び回っておられます。さらに打楽器奏者という一面もあり、スポーツ科学と芸術、マルチに活躍されているご実績から、今回の「日本舞踊カラダづくりプロジェクト」に参加していただきました。
第1回目の今日は、まずは稽古を通じて日本舞踊の動きを見ていただき、日本舞踊の特徴を把握してもらう、これからのトレーニングの方向性を定める、というのがゴールです。
熟練者と未習熟者で大きく違った「カラダの使い方」
実際に見ていただいてわかった、熟練者(師範)と未習熟者(私です。ちなみに日本舞踊歴4年です)の違いをまとめると以下のようになりました。人によっては「それはできてるよ!」とかもあるかと思いますが、今回私がモデルをさせていただいている関係で、「初心者が陥りがちなもの」という風にまずは大雑把に捉えていただけると幸いです。
では、第一回目のセッションでわかったことを紹介していきます。
バランスの取り方の違い

背中は地面に対して垂直ではなく、やや前に屈曲している状態が腰が入り安定してカラダを支えるコツ
カラダのバランスを取るとき、
熟練者:下半身の後ろの大きな筋肉を使っている
未習熟者:足の前側の筋肉をメイン使っている。→そうすると安定しない。
みなさん、通常両足で立った時には特に「足に力を入れている!」という感覚はないと思います。しかし、片足立ちすると、とたんに、両足で立っていた時の何倍もの力が入り、プルプル震えてきたりしませんか?これは片足でのバランスの取り方がわかっていないので、余計な力が入ってしまうからです。
熟練者は下半身の後ろ側の大きな筋肉をうまく使い、小さな力で体を支えているのです。
膝の使い方の違い

このように膝が前に出ていると安定しない
熟練者:膝を曲げた時、膝とつま先が直上にある(同じ方向を向いている)
未習熟者:膝が内側に入ってしまう、膝がつま先より前に出る。
これも不安定さにつながる要因です。

膝を前に出さず、つま先と直上(ちょくじょう)に保つのが下半身安定のポイント
移動時の上体のブレの違い
熟練者:上半身がブレない、動かない、上下動がなく真横に体が動く
未習熟者:上半身が上下に動く
腰がきちんと入っていると上体がブレない。試しにしっかりと腰を入れ、膝とつま先の直上を保ったまま、回転動作を行いました。




並べてみると分かりますが、腰の高さが一定に保たれ、上体の上下のブレがないことがわかります。
内股の作り方
熟練者:綺麗につま先が内側へ入る
未習熟者:内股にすると足の裏が地面から離れてしまう、内股にできる角度が浅い
この原因は股関節のあたりの筋肉の柔軟性にあるそうです。
ひとまず今回は、上記のような違いが明らかになりました。次からは、いよいよ未習熟者が熟練者の動きに近づいていくためのトレーニングに入っていきます!とっても楽しみです!