舞踊小曲「うさぎうさぎ」の歌詞と解説

舞踊小曲「うさぎうさぎ」の歌詞と解説

日本舞踊の手習い曲として人気の、舞踊小曲「うさぎうさぎ」の歌詞と解説です。

「うさぎうさぎ」の解説

「月には兎がいる」というのは日本、中国をはじめアジア圏で広く伝わる民間伝承です。

「餅をついている」のは日本だけで、中国では不老不死の薬を作っているとされます。

「十五夜お月様」とは、旧暦の8月15日に月見をする風習です。月を愛でる習慣は古く、中国で始まり日本には西暦800年代の貴族社会に入ってきました。その頃は月を眺めながら音楽を奏で酒を酌み交わすという、雅なものであったようです。

次第に餅やサトイモを供え拝むようになったり、庶民の間にも月見の習慣が広まったりして、今のように団子を供えるスタイルになりました。

この歌は江戸時代から歌い継がれてきたとされていますが、作者など詳しいことはわかっていません。明治時代に小学校の教科書に載り、シンプルな曲ですが日本音階で郷愁を誘うメロディーと歌詞で今でも世代を越えて親しまれています。

月を見て跳ねるうさぎは、月の仲間を呼んでいるのでしょうか。日本舞踊の世界では舞踊の基本的な動作を散りばめ、子供向けの手習い曲としてよく取り上げられます。

「うさぎうさぎ」の歌詞

さぎ うさぎ

なにみてはねる

じゅうごやおつきさま

みてはねる

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