「戦争と日本舞踊」というテーマで取材・寄稿を受け付けています

「戦争の悲惨さ・平和の大切さ」。頭ではわかってるけど、いまいち現実味がないというのが現代を生きる我々の、正直な気持ちではないでしょうか。
だから、私たちに身近な「日本舞踊」の歴史から、それらを学ぶことに意味があるのではないかと考えています。
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「戦争と日本舞踊」というテーマで取材・寄稿を受け付けています
俺の日本舞踊では【戦争と日本舞踊】というテーマで取材・寄稿を受け付けています。
戦争中の日本舞踊界について、舞踊家さん、日本舞踊を習っていた人の様子など、実際に経験した方への取材でも、そのような方からあなたが伝え聞いた話でも、ささいと思われることでもけっこうです。お寄せいただけますでしょうか。今年は戦争の終わった昭和20年から数えて75年。
戦争経験者は年々減り、その肉声を聞く機会が失われつつあります。資料や遺構も、時間と共に散逸、消失の危機に瀕しています。
次世代を担う子供たちに、戦争のことを伝えていかなければならない。特に、日本舞踊に関わる私たちは、「戦争と日本舞踊」について、知り、語り継ぐべきではないでしょうか。
取材、寄稿などの形で文章にし、WEBに公開します。個人情報についてはご本人、関係者の方の意向に従いますでご安心ください。
意義その1「平和の大切さを再確認する」
この企画を立ち上げた理由は二つあります。
一つ目は戦争が日本舞踊にどのような影響を与えたかを知ることで、平和の大切さを再確認する機会になるからです。
戦争が苛烈になると舞踊会も開催できなくなり、終戦直後は日本舞踊が再びできるのかさえ、危ぶまれる状況だったと言います。そのような時代に生きた人のことを知ることで、平和の大切さを再確認できると考えています。
意義その2「日本舞踊を学ぶ子供たちに戦争を知ってもらう」
二つ目は、日本舞踊を学ぶ子供たちにとって、戦争を自分ごととして捉えるきっかけになると思うからです。
TVや教科書で得る戦争の情報は、多くの子供にとって現実感は薄いと思います。
戦争の悲惨さは伝わるかもしれませんが、それが本当に今と地続きの出来事なのか、戦争という過去の延長線上に、今の社会や自分があるんだ、という実感が湧くことは難しいでしょう。
しかし、自分が今夢中になっている日本舞踊の世界も、戦争を体験し、師匠の師匠や、その師匠といった人が、その苦しい時代を潜り抜けてきたということを知れば、それより幾分か、自分事として感じることができるのではないかと思います。
私は祖父の日記を読んで初めて、戦争をリアルに感じました
実は、私自身がそうでした。
小さい頃から戦争の写真集や本、テレビ番組などを目にしてきましたが、もっとも戦争をリアルに感じられたのは、祖父のシベリア抑留期の日記を読んだ時です。
日本舞踊を通じた「平和教育」
身近な人、体温が伝わるレベルの人の話は、自分ごととして捉えられる、感じるリアリティが全然違うのです。
日本舞踊をしている子供たちには日本舞踊を通じた平和教育があると思います。
なお、戦争の話、というと、悲惨な話、悲しい話を思い浮かべるかもしれませんが、必ずしもそういう話ばかりを集めたいわけではありません。
戦争の悲惨さを伝えることも重要ですが、子供たちにとっては、まず戦争という過去の延長線上に今があり、自分がいる、ということを感じてもらうことだと思います。
戦争中、日本舞踊に関わる人たちは何を感じ、どう過ごしていたか、些細に思える日常の話でも全然構いません。
子供たちに戦争の記憶を繋ぎ、日本舞踊と戦争について考える時間を、この夏少し、取ってみませんか。
情報提供はご本人様でなくても、ご両親、師匠、先輩から聞いた話などでもけっこうです。
頂いた情報はWEBで公開してたくさんの方に読んでいただくことを考えています。個人情報の公開はご本人や関係者の方の希望に則しますのでご安心ください。
やり方は、対面/オンライン取材、寄稿、WEBフォームからの投稿など、適切な方法を選びますので、まずはお問い合わせいただければと思います。
特集「戦争と日本舞踊」~戦争の記憶を繋ぐ~
企画者:梅澤暁(うめざわさとし)
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