【2021年2月16日更新】新型コロナウィルスワクチンに関する公的情報まとめ

【2021年2月16日更新】新型コロナウィルスワクチンに関する公的情報まとめ

新型コロナウィルスワクチンに関する情報です。

・そもそもワクチン接種ってなに?
・いつから、どこで接種できる?
・費用は?
・健康被害が起きた場合はどうなる?
・生徒さんから相談されたり、意見を求められたりしたら?

など気になる情報をまとめていきます。

この記事は、主に厚生労働省が出している情報を、参考URLとともにまとめています。

今後、掲載情報が更新・変更される可能性があります。

正確な情報は、必ず引用元のURLおよび、公的機関の公式発表をご確認下さい。

*2021/2/6 厚生労働省HPに基づき、アナフィラキシー症状などについて更新しました。
*2021/2/16 厚生労働省HPに基づき、接種開始時期について更新しました。

新型コロナウィルスワクチンについて

ワクチン接種とは?

人は、一度病気にかかると、その原因となる病原菌やウィルスに対して、身体の中に免疫(抵抗力)ができます。
この仕組みを利用して、病気にかかる前に免疫をつけるために行うのが「ワクチン接種」です。

ワクチン接種の具体的な方法としては、病原性を弱めた病原体を接種する方法、感染力をなくした病原体や、病原体を構成するたんぱく質を接種する方法、病原体の遺伝情報を投与する方法などがあります。こうすることによって、体内で免疫が作られます。

一方、ワクチン接種に伴う、副反応による健康被害のリスクも稀に存在します。それについては後述します。

新型コロナウィルスワクチンの必要性について

多くの人がワクチンを摂取することによって、主に発症や重症化の予防、またそれによって、重症者や死亡者が減ることにより、医療機関の負担を減らすことが期待されます。

新型コロナウィルスワクチンの接種について

費用

無料です。全額公費で接種を行われます。

優先順位

ワクチン接種の優先順位です。

(1)医療従事者等
(2)高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
(3)高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方
(4)それ以外の方

妊婦を優先するかどうかや、子どもが接種の対象となるかどうかなどは、安全性や有効性の情報などを見ながら検討されています。

スケジュール

最優先である医療従事者等への接種が、2月17日から開始される見込みです。順次、高齢者や、基礎疾患を有する人などへ接種が進められます。高齢者への接種開始は、早くて4月1日以降になると見られます(2021//2/15現在見込み)。

回数

2回接種の見込みです。

手続き

(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届く。
(2)接種可能な時期が来たことを確認。
(3)ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探す。
▶原則として、住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関や接種会場。
▶入院中、基礎疾患を有する方、住所地が異なる方はそれに限らない。医療従事者は勤務先より連絡。
(4)電話やインターネットで予約をしてください。
(5)ワクチンを受ける際には、市町村より郵送される「接種券」と「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」を必ず持参する。

同意

ワクチンは強制ではなく、本人の同意を得て行います。

場所

原則として、住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関や接種会場。

入院中、基礎疾患を有する方、住所地が異なる方はそれに限らない。医療従事者は勤務先より連絡。

インターネットで、ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探すための、接種総合案内サイトを設置する予定だそうです。

副反応が起こったとき

一般に、ワクチン接種による副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)は、稀ではあるが避けられないことであることから、もしそうなった場合、予防接種法に基づく、救済措置が設けられています。新型コロナワクチンの接種も対象です。

救済措置の具体的な内容は、医療費の負担、手当金の支給、障害年金の支給などです。

新型コロナウィルスワクチンの効果について

安全性・リスクについて

現在、開発中の新型コロナワクチンの副反応については、どのようなものが起こりうるか確認されているところです。

ワクチン接種後に、ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の有害な事象がみられたことが論文等に発表されています。

アレルギーのある人は大丈夫?

米国の疾病予防管理局(CDC)は、他のワクチンや食べ物に対して、重いアレルギーのある方も、新型コロナワクチンの接種が可能としています。

一方で、以下の場合は、推奨しないとしています。

・過去に新型コロナワクチンに対して、アナフィラキシーなど重いアレルギー反応を起こしている場合

・新型コロナワクチンに含まれる、「ポリエチレングリコール(PEG)」や「ポリソルベート」に対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方

特にポリソルベートは、一般に、大腸検査の下剤や薬剤などを溶かす際に用いられたり、乳化剤として、様々な食品に用いられているため、これらにアレルギーをお持ちの方は、注意が必要です。

したがって、新型コロナワクチン接種後は、

・ワクチン接種後、少なくとも15分間
・過去に重いアレルギー反応を起こしたことがある人は、少なくとも30分間

アナフィラキシーなどの有無を観察することが推奨されています。

アナフィラキシーってどんな症状なの?

薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応のことをアナフィラキシーといい、じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急におこります。

特に血圧の低下を伴う意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)や、脱力を起こすような場合をアナフィラキシーショックと呼びます。

アナフィラキシーが起きた場合はどうなる?

予防接種会場ではアナフィラキシーが起こってもすぐ対応できるように、医薬品などが準備されています。予防接種後に息苦しさなどの症状が見られたら、接種会場や医療機関で、まず、アドレナリン(エピネフリン)という薬の注射が行われます。そのあと、症状を軽くするために、気管支拡張薬等の吸入や抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴や内服なども行われます。

アナフィラキシーが起きるのはどのくらいの割合?

米国においてファイザー社の新型コロナワクチンの接種後報告によると、アナフィラキシーの報告は2021年1月18日時点で、以下のようになっています。

・9,943,247回中、50例
つまり、100万回あたり5例(0.0005%)

74%が接種後15分以内、90%が接種後30分以内に症状が現れた

80%にアレルギーの既往があり、24%にはアナフィラキシーの既往があった

ワクチン接種による副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こった場合は、予防接種法に基づく、救済措置の対象になります。

もし教室の生徒さんから相談されたら?

ここからは、私(うめざわ)の見解となります。参考程度にご覧ください。

もし教室の生徒さん、お弟子さんから、新型コロナウィルスワクチンについて相談を受けたり、意見を求められたらどう答えるか、ということについてです。

私は、原則として公的機関の発表を判断のベースとして、参考意見として、ご意見を言っていただくのが良いと思います。報道等でさまざまな意見、憶測も流れますが、公的な見解ではない場合、専門家の意見ではないものも見受けられ、特にSNS上では真偽のはっきりしない情報も多く流れてきます。

先生の意見をそのまま鵜呑みにされる方は、いらっしゃらないとは思いますが、センシィティブな問題ですので、根拠を示したうえで参考意見として見解を述べられるのが良いかと思っております。

新型コロナワクチンについて公的機関サイトまとめ

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